母語話者教師と非母語話者教師の会話の評価基準の比較——日本と中国の日本語教師の場合

会話は非常に複雑で複合的なものであって、このようなパフォーマンスを判定するには、会話の構成要素、会話の特徴などを十分把握しなければならない。また、評定者の主観が入りやすいなどが原因で、学習者の会話能力を正確に評価することが難しいと言われている。日本語教育では、非母語話者教師が高い割合を占め、大きな役割を果たしている。そのため、両教師の相互発信の重要性が多く指摘されている。英語能力の評価基準の比較研究では、母語話者の方が緩く、非母語話者の方が厳しく評価するという結果が多く出ている。筆者は、日本語能力が中級である学習者の会話を評価する際、JNTとCNTの間に、どのような違いが見られるかについて、仮説を立て、検証した。     

日本語の敬語——中国人日本語学習者が敬語を習得する困難点ー

中国語には日本のような文法体系を持つ敬語は存在しておらず、美化語を使ったり、呼称を手段として相手を持ち上げたりして敬意を表している。なので、敬語を勉強するのが、中国人学習者の中に難しく思う人が多いではないだろう。     

日语授受表现和日本文化——从中国现行日语教材谈起

本文首先考察了日语授受表现和日本文化的关系,然后分析了中国现行日语教材在解释说明授受表现时和日本文化的关系。